こんにちは、看護師ハムです。
元美容看護師であり、多くの患者様の脱毛の施術を担当させて頂きました。
また、私自身も毛が濃いことに悩み、美容(サロン)脱毛と医療脱毛を合計4ヶ所で受けてきました。

脱毛通うんだけど、デリケートゾーンの毛を全部剃って来てくださいって言われて・・・
どうすれば良いか分からないよ〜

自分で剃るのは結構難しいよね・・
だけど、シェービング方法を他人に聞くのもなんだか恥ずかしい・・・
でも大丈夫!!私が詳しく手順を説明します!
美容皮膚科クリニックで勤務していた頃、多くの患者様が「VIOの処理が自分では難しかったです」「VIOどうやって剃るのか分からなかったです」とおっしゃっていました。
こちらの記事では、脱毛をこれから始められる方や、デリケートゾーンをツルツルにしたいという方に向けて、VIOの自己処理方法をお伝えします。
そもそもVIOとは
VIOとは、デリケートゾーンに当たるVライン、Iライン、Oラインの総称です。

- Vライン:脚の付け根からデリケートゾーンの上部までのことを指し、ビキニラインや△ラインとも呼ばれる。ツルツルにしたり、形を整えたり、自由にデザインすることができる。
- Iライン:女性器の周りの粘膜外側、左右部分を指す。生理中のムレ予防や、下着からはみ出ることを予防するため、全ての毛を処理するのが一般的。
- Oライン:肛門周りの丸い部分。衛生面を考慮して全ての毛を処理するのが一般的。
VIOのムダ毛処理をすることで、毛がはみ出ること等を気にせず、水着を着たりおしゃれができます。
しかもそれだけではなく、生理中のムレや汗の匂い等を予防し、デリケートゾーンを清潔に保つことができます。
VIOのシェービング方法
今回説明するのは、VIOライン全ての毛を剃ってツルツルにする方法です。
シェービングのタイミング
シェービングをするタイミングは、お風呂上がりがベストです。
清潔な状態でシェービングができる上、毛や肌が柔らかくなっており、シェービングしやすい状態になっています。
また、脱毛施術のために自己処理をする場合は、脱毛の施術前日に剃るようにして下さい。
前日より前に剃ると、施術日までに毛が伸びてきてしまい、火傷や痛みの原因になることがあります。

勿論施術前に施術スタッフである看護師が気付くと思いますが、シェービングをしてもらう際にシェービング代が掛かる場合があります。
逆に、当日に剃ると、剃った箇所に肌荒れを起こしてしまった場合や赤みが出てしまった場合、状態が改善するまでに施術を迎えてしまう可能性があり、その部位にレーザー照射ができなくなってしまいます。
用意するもの

- 電気シェーバー(清潔なものを用意)
- 鏡(自立式のもの)
- ガムテープ
- 大きめの紙(新聞紙など)
- ハサミ(アルコール等で消毒したもの)
- VIO用保湿剤
ちなみに、自己処理される際、カミソリはNGです。その理由や詳細はこちらをご覧下さい。↓
私が使用している電気シェーバーは「パナソニック フェリエ フェイス用 ES-WF41」です。
詳細はこちらをご覧下さい。↓
VIO用の保湿剤は、デリケートな部分にも使用できる保湿剤を用意して下さい。
今回私が用意しているのは、【無印良品 公式】スウィートアーモンドオイル 200mlです。化粧品として精製された植物性オイルで、肌に優しく、全身の保湿にも使えるので、お風呂上がりのタオルドライ前に、全身とVIOの保湿に使用しています。
VIOラインのシェービング手順
①大きめの紙を床に広げ、その上に座り、脚がM字になるように膝を立てる。
②VIラインが鏡に映るように鏡を前に立てる。

③VIラインの毛が長い場合は、ハサミで1センチ程度に切る。何本かまとめて毛をつまみ、少し引っ張りながら切ると切りやすい。
④皮膚を押さえピンと張りながら、VIラインの毛流れに沿って、電気シェーバーで剃る。その際、毛がシェーバーにくっついたり絡まることがあるため、ガムテープの粘着部分を外にして輪っかにし(下図参照)、適宜シェーバーに付いている毛を取る。ティッシュ等で代用可能。

⑤肌に剃り終えた毛が付着している場合は、④と同様にガムテープを輪っかにし、手のひらに数回当てて粘着力を抑え、VIラインに軽く触れることで毛を取り除くことができる。(粘着力が強すぎると肌にダメージを与えるリスクがあるため注意)。
⑥鏡を下に置き、Oラインが鏡に映るようにそれをまたいで座り、お尻を浮かせる。この体勢が辛ければ、②の状態から体を後ろに倒すだけでもOK。

⑦Oラインの毛が長い場合はハサミで1センチ程度に切る。難しければ少し短くする程度でも良い。
⑧Oラインの周囲の皮膚を押さえピンと張り、毛の流れに沿って電気シェーバーで剃る。④同様、輪っかにしたガムテープで適宜シェーバーに付いている毛を取る。Oライン付近に剃り終えた毛が付着していれば⑤同様にガムテープで取る。(鏡の上にも毛が落ちている場合はガムテープで取る)。
⑨VIOラインをVIO用の保湿剤で保湿する。
⑩使用した大きめの紙とガムテープを丸めて捨てる。
まとめ
今回は、VIOラインの全ての毛をシェービングする方法を解説しました。
デリケートな部分になるため、シェービングをする際は慎重に行なって下さい。
- 電気シェーバーを使用すること
- 毛を剃る前にハサミで1センチ程度に短く切ること
- 最後にデリケートゾーン用の保湿剤で保湿をすること
電気シェーバーどれが良いか分からない!という場合は、「パナソニック フェリエ フェイス用 ES-WF41」を買っておけば間違いはないです。
また、番外編として、「自己処理が面倒」「自己処理の頻度や回数を減らしたい」「毛を減らしたい」「毛穴が見えないくらいツルツルにしたい」とお考えの場合は医療脱毛がおすすめです。
ちなみに、美容(サロン)脱毛はおすすめできません。
理由は以下をご参照下さい。
以上です。最後まで読んでいただき有難うございました。
VIOラインの全ての毛を剃る方法が分からないという方に参考になれば幸いです。
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