こんにちは!
元美容ナースで、コスパ良く綺麗になれる方法を日々模索中のハムです。
紫外線が強くなる季節になりましたね。
今回は、肌に優しい日焼け止め下地「ナチュラグラッセ UVプロテクションベース2023」を実際に使ってレビューしていきたいと思います。

紫外線吸収剤フリー、酸化亜鉛フリーで肌に優しいのに、SPF50+、PA+++の最強日焼け止め下地です!
※○○フリーとは、○○不使用ということです!紫外線吸収剤フリー=「ノンケミカル」とも言います。
- 成分解析
- 使用感
- カバー力
- メイクキープ力
- 本当に石鹸で落ちるのか
を中心にレビューしていきます。
- UVプロテクションベースのカバー力やキープ力はあるの?と疑問を抱えている人
- 肌に優しい日焼け止め下地をお探しの人
- 高SPF、高PAの日焼け止め下地をお探しの人
この記事を読むと、ナチュラグラッセ UVプロテクションベースのメリット・デメリットが分かり、自分が求めている日焼け止め下地かどうかが分かります!
是非参考にしていただけると嬉しいです。
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースの概要
商品名 | ナチュラグラッセ UVプロテクションベース2023 |
価格(税込) | 3520円 |
用量 | 30ml |
SPF・PA値 | SPF50+ PA+++ |
カラー展開 | 1色(肌なじみのよいライトベージュ) |
不使用成分 (フリー成分) | 紫外線吸収剤・酸化亜鉛・石油系界面活性剤・鉱物油・タール系色素・合成香料 ・パラベン・シリコン・ナノ粒子・アルコール不使用 |
石けんでOFF | 可能 |
その他の特徴 | 2023数量限定パッケージ(中身は「ナチュラグラッセ UVプロテクションベースN」と同じ) 3つの光(紫外線・ブルーライト・近赤外線)をブロック |
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースの成分解析

全成分解析
以下、全成分解析してみました。

興味のある方だけ目を通して頂ければと思います。
※一般的な成分特徴になるため、必ずしも本商品で配合されている目的や特徴とは限りません。
成分 | 説明 | 基本的な働き |
---|---|---|
水 | 一般的な水 | 肌に潤いを与えるが、蒸発しやすい |
プロパンジオール グリセリン BG | 水性成分 | 湿潤など水分を保持する作用によって肌に潤いを与える (モイスチャー効果) |
酸化チタン | 紫外線防止剤の一つである紫外線散乱剤 | 紫外線を反射させ、散乱させることで肌を紫外線から守る |
オリーブ果実油 スクワラン イソステアリン酸エチル ホホバ種子油 ヒポファエラムノイデス果実油 | 油性のスキンケア成分 | 肌からの水分蒸散を抑え、肌を柔らかくする(エモリエント成分) |
ラウリン酸ポリグリセリル-10 ヤシ脂肪酸ソルビタン セスキイソステアリン酸ソルビタン | 非イオン界面活性剤 乳化剤として使用される | 油性成分と水性成分を均一に分散し、化粧品の安定性を保つ 安全性は高いが、肌に刺激になる場合もあるため注意 |
アルミナ | アルミニウムの酸化物 | 酸化チタンの光触媒活性を防いだり、パール光沢を付与する |
キサントフィル | 肌に優しい酸化防止成分 | 肌に潤いを与える 化粧品の酸化を防ぐ |
ダイズ種子エキス ビルベリー葉エキス | 植物エキス | 肌に潤いを与える |
ダマスクバラ花油 センチフォリアバラ花油 ローマカミツレ花油 ラベンダー油 パルマローザ油 オニサルビア油 ニオイテンジクアオイ油 セイヨウネズ果実油 グレープフルーツ果皮油 | 天然精油 | 香り付け |
セイヨウシロヤナギ樹皮エキス | 植物エキス | 含有成分にサリシンを含み、肌でサリチル酸に変換され穏やかなピーリング作用あり 皮膚代謝を促進する |
コメ粉 シリカ | 皮脂吸着成分 | 皮脂によるメイク崩れを防止する |
スクロース | 二糖(非還元性二糖) | 化粧品自体の保水をする |
タピオカデンプン キサンタンガム パルミチン酸デキストリン | 増粘剤 | 化粧品自体をとろっとしたテクスチャーにする |
ベヘニルアルコール ステアリン酸 | 油性成分 | 化粧品の安定性を保つ 硬さを出す |
クエン酸Na クエン酸 | pH調整剤 | 化粧品の安定性を保つ |
アルギニン | アミノ酸類 保湿成分 | 化粧品の安定性を保つ 肌に潤いを与える |
p-アニス酸 アニス酸Na レブリン酸Na | 防腐補助剤 | 化粧品の菌の繁殖を予防する |
ココイルグルタミン酸2Na ココイルグルタミン酸Na | アミノ酸系陰イオン界面活性剤 | 化粧品の安定性を保つ |
酸化鉄 | 無機顔料 | 下地の色味を出す |
ラウロイルリシン | 体質顔料 着色剤の希釈剤や増量剤として配合される | なめらかでしっとりした感触を付与する 汗などによる化粧崩れを防止し化粧持続性が高い |
水酸化Al | 水酸化物 | 酸化チタンの光触媒活性を防ぎ、化粧品の安定性を保つ |
成分のポイント

- 紫外線吸収剤・酸化亜鉛・石油系界面活性剤・鉱物油・タール系色素・合成香料・パラベン・シリコン・ナノ粒子・アルコール不使用
- 皮脂組成に近い「オリーブ果実油」と「ホホバ種子油」に、酸化しにくい「サジー果実油(ヒポファエラムノイデス果実油)」を加えたブランド独自のベースオイルmixを配合。
- 「ダイズ種子エキス」配合で肌のキメを整えて保湿し、乾燥を防ぐ。
- 「ビルベリー葉エキス」配合で、乾燥から肌を守る。
- 「米粉」配合で、余分な皮脂を吸着。
- 美容液成分約87%配合。
油脂がベースに含まれており、紫外線に当たると酸化しやすいという性質や、精油が刺激になってしまう場合もあります。
敏感肌で、油脂を含む日焼け止めや精油が苦手の場合は注意が必要です。
しかし、とにかく凄いのはSPF50+、PA+++でありながら、酸化チタン(紫外線散乱剤)がベースであること!
紫外線吸収剤が苦手な人も使えるということです。
また、酸化亜鉛フリー(酸化亜鉛不使用)なので、毛穴やニキビが気になる人にオススメ!

美容液成分たっぷりで、スキンケア感覚でUVケアができるのが素晴らしい!
高SPF &高PAで、紫外線吸収剤や酸化亜鉛を使用していない日焼け止めベースはなかなかないので、敏感肌でもしっかりUVケアしたい方も使いやすいですね!
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースをレビュー

このパッケージは2023年春に数量限定で発売されたものになります。
夏らしくて、とっても可愛いので即購入しました。
手のひらサイズで持ち運びにも良さそうです。
中身は、「ナチュラグラッセUVプロテクションベースN」と同じ。
香りは、ナチュラルコスメっぽい、オーガニック系の香りがほんのりします。
嫌いな人はあまりいないかな、と思います。私は好きな香り。
使用感は?
シャカシャカと振って使用するタイプになります。
手のひらに出すと、こんな感じです。

みずみずしいテクスチャーで、乳液感覚で使えそうです。
伸びがとても良いので、この量で全顔に塗り広げられます。
手の甲に塗ってみました。

わずかにトーンアップしてくれました!
白浮きするほどではなく、素肌を綺麗に見せてくれるような自然な明るさになります。
肌なじみの良いライトベージュで色がどんな肌色にも合わせやすそうです。

でも、こんなにみずみずしい使用感だと、カバー力はないのかな・・?
カバー力は?
半顔にナチュラグラッセ UVプロテクションベースを塗布してみるとこんな感じです。

お見苦しいですが、アップにするとこんな感じです。


カバー力抜群!というわけではないですが、ほんのりツヤが出て、毛穴を軽くカバーしてくれました!
くすみや色ムラも、目立ちにくくなってる?かな!
カバーし過ぎず、もともと素肌が綺麗な風に見せることができますね。
毛穴や赤みが気になる部分は、2回ほど重ねて塗布してあげると、より綺麗になります。
普段のメイクなら、これ1本か、+UVパウダーのみでもOKではないでしょうか。

寧ろ、普段は肌負担の少ないナチュラルメイクが好きな私は、十分すぎるくらいです!
メイクキープ力は?マスクによる崩れを検証
今回は、ナチュラグラッセ UVプロテクションベースのみを塗布した状態で、マスクをして4時間経過後のお肌の状態をみたいと思います。



アップにするとこんな感じです。




ほぼ変化なし!?
メイク崩れはほぼなく、寧ろ、肌に馴染んで綺麗に見えませんか!?
美容液成分が豊富に含まれているため、ほんとにスキンケアの延長線のように使用でき、肌の綺麗をキープしてくれそうです。
メイクは重ねれば重ねるほど、工夫をしないと崩れやすくなってしまいますよね。
これ1本のみ使用しての検証だったので、より崩れにくかったのかも知れません。
本当に石鹸で落ちる?

「石けんでも落とせます」とのことで、本当に落ちるのか、実験してみました。
- 使用するもの:ナチュラグラッセ UVプロテクションベース、クリアファイル
- 実験方法
- クリアファイルに下地を塗り、ドライヤーで乾燥させる
- お湯で流して落ちるのか確認
- 固形石けんをなじませてお湯で流し、落ちるか確認
※肌での実験の場合、視覚的に客観的な判断が難しいため、クリアファイルを使用しています。肌とは環境が異なるため、あくまでも結果は参考までにお願いします。



- お湯のみでも少し落ちた
- 石けんでスッキリ落ちた
お湯でも少し落ちるので、汗をたくさんかくようなスポーツをする時や、海やプールなどのレジャーの際は落ちやすいと思うので、何度も塗り直しをする必要があるかもしれません。
しかし、石けんのみで落とせるので、肌にも優しく、普段からお肌を労りながらメイクができそうです。
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースの口コミ
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースのメリット

ここまでで、UVプロテクションベースのメリットをまとめておきます。
- SPF50+、PA+++で、紫外線カット力が高い
- ブルーライトや近赤外線までブロックしてくれる
- 紫外線吸収剤不使用で、紫外線吸収剤が苦手な敏感肌さんでも使える
- 酸化亜鉛不使用で、毛穴やにきびが気になる人でも使いやすい
- カバーし過ぎず、自然に肌をキレイに見せることができる
- 美容液成分約87%配合で、保湿しながら肌のキレイをキープしてくれる
- 石けんで落とせるため、肌を労わりながらメイクができる
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースのデメリット

では、デメリットはどうでしょうか。
デメリットを挙げるなら、以下の点になるかと思います。
- 若干値段が高い
- 汗などに強くはない
- 油脂がベースに含まれるため紫外線に当たると酸化しやすく、精油成分も刺激になるかも
若干値段が高い
30mlで3520円(税込)。
プチプラとは言えない値段ですね・・。
しかし、紫外線吸収剤フリー&酸化亜鉛フリーで、高SPF &高PAの日焼け止め下地はなかなか存在しません。
また、美容液成分が豊富なことも考えると、この値段も納得!
寧ろデパコスよりは安いので、コスパは良いと思います!
汗などに強くはない
石けんで落としやすい分、汗などには強くないです。
汗をたくさんかく場合などは、こまめな塗り直しが必要かもしれません。
しかし、そもそも、日焼け止めは塗り直しが重要です。
また、汗をあまりかかない季節は、レビューの通り崩れにくいので問題ありません。
お値段を抑えて、石けん落ちでなく比較的落ちにくい下地だと、ミノンAMブライトアップベースUV 25gも使いやすいです。こちらも紫外線吸収剤フリー、酸化亜鉛フリーで、高SPF &高PAの日焼け止め下地ですよ。
油脂がベースに含まれるため紫外線に当たると酸化しやすく、精油成分も刺激になるかも
油脂がベースに含まれているため、紫外線に当たると酸化しやすいです。
また、精油成分が豊富で刺激を感じる人がいるかもしれない、ということが懸念点ですね。
敏感肌でも、「この成分は大丈夫だけど、この成分はだめ」というように、個人差があります。
油脂が入った日焼け止めや精油成分が肌に合わない人は注意しましょう。

私の場合は、油脂の酸化や精油成分自体は特に刺激を感じませんでした。
それよりも、酸化亜鉛や紫外線吸収剤が不使用であるかどうかが重要と考えています。
こちらも紫外線吸収剤フリー、酸化亜鉛フリーで、高SPF &高PAの日焼け止め下地ですよ。
こんな人におすすめ!

- 高SPF &高PAの日焼け止め下地がよい!
- 紫外線吸収剤や酸化亜鉛を使用していない日焼け止め下地がよい!
- 紫外線だけでなく、ブルーライトカットもしっかりしたい!
- 多少値段が高くても、豊富な美容成分でお肌を労わりながら、適度なカバー力とキープ力があるものがよい!
- 肌に優しく、簡単に石けんで落とせるものがよい!
2023年限定のパッケージのものは数量限定になるため、早めにゲットしちゃいましょう!

中身が良いだけではなく、見た目も可愛いので、ついつい持ち歩きたくなっちゃいます🎵
また、2023年6月現在、清涼感が追加された夏限定UV下地もありますよ。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、「ナチュラグラッセUVプロテクションベース2023」についてレビューをしていきました。
普段から購入できる「ナチュラグラッセUVプロテクションベースN」と中身は同じです。
- 紫外線吸収剤、酸化亜鉛不使用で高SPF &高PA
- 適度なカバー力とメイクキープ力
- 美容液成分約87%配合でスキンケア感覚でUVケアが可能
- ブルーライトもしっかりカット
- 石けん落ち◎で肌に優しい

お肌を労わりながら、しっかりとUVカットもできるのが素晴らしいですね!
以上です。
最後まで読んでいただき有難うございました。
ナチュラグラッセUVプロテクションベース2023を使ってみたい人、肌に優しく高SPF &高PAの日焼け止め下地をお探しの人にとって参考になっていれば嬉しいです。
コメント
ミノンのノンケミカルが気になってて、買おうかと思ってたんだけど、これもなんか良さそう!
崩れにくいの嬉しいなぁ☺️
つきさん
コメントありがとうございます!
実は、ミノンのノンケミカル下地もレビュー記事作成中です!!
美容成分が豊富なのは「ナチュラグラッセ」、コスパ最強なのは「ミノン」といった感じです。
参考になっていれば嬉しいです!!