こんにちは、看護師ハムです。
元美容看護師であり、多くの患者様の脱毛の施術を担当させて頂きました。
また、私自身も毛が濃いことに悩み、美容(サロン)脱毛と医療脱毛を合計4ヶ所で受けてきました。

いつもカミソリで剃ってるけど、膝とか脇とか黒ずんできた気がする・・・
もっと他に良い方法はないかな〜?

それはきっと色素沈着だね・・。
ムダ毛処理の方法には色々あるけど、自己処理におすすめは電気シェーバーで剃ることだよ!
こちらの記事では、最も肌に優しいムダ毛の処理方法をお伝えします。
ムダ毛が気になり初めて、自己処理を始めようとする方も、長年自己処理をしてきている方も、脱毛も検討されている方も、この記事を参考に、今日から自己処理の方法を変えてみて下さい。
一足先におすすめの電気シェーバーを知りたい方はこちらをチェック↓
何を使えばいいの?という方には、こちらがおすすめです。
ムダ毛処理(自己処理)の種類
ムダ毛処理(自己処理)の方法には、
- カミソリで剃る
- 電気シェーバーで剃る
- 毛抜きで抜く
- 脱毛ワックス、脱毛テープで抜く
- 除毛クリームで溶かす
- 家庭用脱毛器で発毛組織にダメージを与える
といった種類があります。
それぞれの内容と、メリット・デメリットについて解説していきます。
カミソリで剃る
自己処理の方法として最もよく知られるものが「カミソリで剃る」ことです。
メリットとして、ドラッグストア等で安価なものが購入でき、自宅でいつでも、誰でも簡単に剃ることができます。
しかし、カミソリの歯が直接肌に触れることで、肌のバリア機能を果たしている角質層も一緒に削ぎ落としてしまいます。
その結果、肌が乾燥しやすく、肌荒れ(赤み、痒み、出血)を起こしやすくなってしまいます。
このような肌荒れのことをいわゆるカミソリ負けと呼んだりします。
カミソリ負けが原因で起こる肌トラブルは主に3つが挙げられます。
埋没毛:皮膚に埋もれたまま成長し、外に出られなくなった体毛です。肌が傷つくと、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が乱れ、角質が厚くなって毛穴がふさがれてしまうことで起きます。
毛嚢炎:毛穴の奥の毛根を包んでいる部分(毛包、毛嚢)に起こる炎症です。肌の免疫力が低下して小さな傷から細菌が感染することによって起こります。
色素沈着:角質層が削ぎ落とされると、外部の刺激から肌を保護するために皮膚内でメラニン色素が生成されます。ターンオーバーが正常に行われると、皮膚が生まれ変わる際にメラニン色素も排出されなす。しかし、肌が傷つきターンオーバーのサイクルが乱れるとメラニンが皮膚内に残ってしまいシミや色素沈着の原因となります。

私も自己処理を始めた頃はカミソリを使っていたけど、石鹸やクリームを使っても何度もカミソリ負けをしてしまって、脇なんかの色素沈着に悩んでいたよ。
毛抜きで抜く
毛抜きも安価で購入でき、自宅でいつでも処理できることがメリットかと思います。
しかし、1本1本抜くので時間も手間もかかりますし、痛いですよね。
そして、カミソリ同様、肌や毛穴が傷つく為、埋没毛、毛嚢炎、色素沈着の原因になります。
また、毛穴周りの皮膚が修復される際に硬くなり、毛穴が目立つ鳥肌のようになってしまうこともあります。
脱毛ワックス、脱毛テープで抜く
脱毛ワックスや脱毛テープは、ムダ毛をワックス剤に絡め、一気に抜く方法です。
比較的安価で購入でき、毛抜きとは違って一度に広範囲の処理ができることがメリットと思われます。
しかし、これらを使用するにはある程度毛の長さが必要であり、強い痛みを伴います。
言うまでもなく、肌負担が大きく、赤みやひりつきも出ますし、埋没毛、毛嚢炎、色素沈着のリスクがあります。
毛抜き同様、毛穴が目立つ肌になってしまうこともあります。
除毛クリームで溶かす
除毛クリームの多くには、パーマ液等に含まれるチオグリコール酸カルシウムが含まれ、毛を構成するケラチン(タンパク質)を溶かすことで、除毛の役割を果たします。
クリームを塗って放置し、拭き取るだげで毛が除去できるので、一度に広範囲の処理が可能です。
また、比較的安価で購入できることもメリットでしょう。
使用頻度や使用時間を守れば皮膚に影響はないと言われていますが、肌質にもよりますし、特に敏感肌の方は注意が必要です。
また、顔やデリケートゾーンへの使用は禁止されているものがほとんどであることからも、肌トラブルのリスクは避けられないということが理解できるでしょう。
家庭用脱毛器で発毛組織にダメージを与える
家庭用脱毛器は、基本的には脱毛サロンの脱毛器と同じ仕組みで発毛組織にダメージを与えることができ(抑毛効果があり)、家庭でも安全に使用できるように出力が抑えられているものです。
脱毛サロンに通うよりも安価であったり、家族で使用できることもメリットです。
しかし、自分で脱毛をするとなると、毎回「照射部位の毛を剃って、照射していく」という2段階の手順を踏む必要があり、時間がかかります。
また、手の届かない範囲は家族等に手伝ってもらう必要があります。
しかも、脱毛サロンよりも出力が弱いため、抑毛効果(例えば毛が生えるのが遅くなった等)を実感するにも時間がかかってしまうというデメリットがあります。
だからと言って、出力を上げ過ぎてしまうと火傷の原因になったりしてしまいます。
もし万が一、目に照射してしまった場合は視力低下や失明に至ってしまう危険もあります。

つまり万人におすすめはできないんだ・・
おすすめは肌負担の少ない電気シェーバー
電気シェーバーは、カミソリよりはやや高価になりますが、刃や電池を交換することで長期間使用することができます。
また、刃が肌に直接触れることはないため、肌トラブルのリスクが低いという最大のメリットがあります。
深剃りができないといった意見もありますが、電気シェーバーによってはカミソリと同じくらい綺麗に剃れたり、細かい部分が剃りやすいものもあります。
おすすめの電気シェーバーはこれだ!!

電気シェーバーが良いのは分かったけど、色々な商品があって何を買えばいいか分からないよ・・。

おすすめの電気シェーバーはズバリ、パナソニックのフェリエ(フェイス用)だよ!
私はもちろん愛用中!美容クリニックでも採用されているよ!
この電気シェーバーの特徴は(パナソニック公式HP商品ページ参考)
- 丸い刃先で肌を傷つけにくい設計
- 0.12ミリのうす刃。水やクリーム、石鹸不要で綺麗に剃れる(防水ではありません)
- 電池式で持ち運びにも便利なサイズ(高さ14センチ)
です!
顔用のものですが、腕や足の毛も綺麗に剃れるので、「何を買えば良いか分からない」場合はとりあえずこれ1本あればOKです。
色は3色展開で、ピンクとシルバーもあります。

これなら繰り返し使えて肌にも優しいからいいね!
剃りやすさも気になる!とりあえず1本買って使ってみるよ!
シェービング方法
では、実際に電気シェーバーを使用したムダ毛処理の方法を説明します。
ムダ毛処理のタイミング
ムダ毛処理のタイミングは、入浴後がベストです。
肌や毛質が柔らかくなり、シェービングしやすくなります。また、肌が清潔な状態で処理することが可能です。
シェービング方法
事前にガムテープを輪っかにしたものを用意しておくと、シェーバーに付着した毛(剃り終えた毛)を適宜取り除くことができるため便利です。
剃毛部位の皮膚を少し引っ張って(しわを伸ばすイメージで)、毛の流れの向きに沿ってシェーバーを動かします。見えない部分は、鏡を使用して剃毛箇所を確認しながらゆっくり行いましょう。
最後に保湿
電気シェーバーを使用していても、多少の摩擦はあるため、肌が敏感になっており、乾燥しやすい状態になります。
シェービング後は必ず保湿をしましょう。
保湿の方法は、オイルまたは化粧水+乳液やクリームがおすすめです。
まとめ
ムダ毛処理をする際は、電気シェーバーの使用がおすすめです。
なぜなら、他の自己処理の方法よりも肌トラブルのリスクが低いからです。
毎日、あるいは1週間に何度もカミソリで処理している場合は今すぐに電気シェーバーに変えて下さい。自分のお肌のためです。
どの電気シェーバーを買えば良いか分からないという場合は、パナソニック 電気シェーバー フェリエ フェイス用 ルージュピンク ES-WF41-RP シェーバー 電動シェーバー 眉シェーバー Panasonicを買っておけばとりあえずOKです。シェービング部位によって使い分けしたいという方には、それぞれにおすすめのシェーバーをこちらにまとめているので是非ご覧下さい。↓↓
また、プラスαとして、「自己処理が面倒」「自己処理の頻度や回数を減らしたい」「毛を減らしたい」とお考えの場合は医療脱毛がおすすめです。
ちなみに、美容(サロン)脱毛はあまりおすすめできません。詳細はこちらで解説しています。↓
以上です!
ムダ毛の自己処理に悩んでいる方の参考になっていれば嬉しいです。最後まで読んでいただき有難うございました。
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