こんにちは。
元美容ナースで、コスパ良く綺麗になれる方法を日々模索中のハムです。
今回は、酸化亜鉛フリー&紫外線吸収剤フリーで、かつSPF47以上&PA+++以上の日焼け止めを厳選したので、ご紹介します。
※成分「フリー」とは、その成分「不使用」という意味です。
※「紫外線吸収剤フリー」のことを、「ノンケミカル」ということもあります。

敏感肌で毛穴も気になる。
紫外線吸収剤も酸化亜鉛も入っていなくて、SPFもPAも高値のものはないのかなあ?
こんな方に是非読んでいただきたい内容となっています。
- 酸化亜鉛フリー&紫外線吸収剤フリーの日焼け止めがわかる
- 高SPF値、高PAの日焼け止めがわかる
結論!ずばりこちらの3つです!!
酸化亜鉛フリーと紫外線吸収剤フリーのメリット・デメリット

おすすめの日焼け止めを詳しく見ていく前に、紫外線防止剤について少し説明させてください。
紫外線防止剤の種類
日焼け止めに、紫外線から肌を守り日焼けを防ぐ成分として配合されるものが紫外線防止剤です。
紫外線防止剤には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」があります。

紫外線吸収剤 | 紫外線散乱剤 | |
---|---|---|
紫外線防止の仕組み | 紫外線を吸収し、構造を変化させて熱などの 安全なエネルギーに変換、放出する | 微粒子にすることで、可視光線は通過させ、 紫外線を物理的に跳ね返す |
メリット | 白浮きせず、粉っぽさがない 乾燥感がない 配合しやすい 比較的安価 | 比較的低刺激 オイリー感がない 光で劣化することがない |
デメリット | 人によっては刺激に感じる 紫外線により徐々に劣化してしまうものも 独特のオイリー感があるものも ⇨これらのデメリットを改良したものも開発されている 例)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(UVA吸収剤)、 オクトクリレン、ポリシリコーン-15(UVB吸収剤)など | 凝集により紫外線防御能が低下する 白浮きしたり、乾燥を感じる場合も 光触媒作用を持つ(酸化チタン) イオンが溶出する(酸化亜鉛) ⇨これらのデメリット解決のため、ほとんどの場合は 粉末の表面をオイル等でコーティングされている |
よく使われる成分 | メトキシケイヒ酸エチルヘキシル tーブチルメトキシジベンゾイルメタン ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル ドロメトリゾールトリシロキサン オクトクリレン オキシベンゾンー3 ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン オキシベンゾン−4 オキシベンゾン−5 サリチル酸エチルヘキシル メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール ポリシリコーン−15 テレフタリリデンジカンフルスルホン酸 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 | 酸化チタン 酸化亜鉛 |
紫外線吸収剤フリーのメリット・デメリット
紫外線吸収剤は、皮膚の上で紫外線を無害なものに変換するという化学反応によって、紫外線から肌を守っています。
よって、
- 敏感肌の場合は刺激を感じやすい
というデメリットがあります。
上記の表を踏まえ、紫外線吸収剤フリー(不使用)の日焼け止めを使用するメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
敏感肌でも使いやすい 紫外線による日焼け止め効果の劣化が少ない | 白浮きしやすくなる コストが高くなりやすい |
酸化亜鉛フリーのメリット・デメリット
酸化亜鉛は、上記表の中の「紫外線散乱剤」に当たります。
酸化亜鉛は、一般的に、熱を加えて酸化させ安定化した亜鉛のことを言い、
- 屈折率が高く、紫外線を反射させる効果
- 皮脂を吸着し硬化を促進させ、化粧成分のサラサラ感持続や化粧崩れを防止する効果
があるため、日焼け止めやファンデーションなど、様々なスキンケアコスメに使用されます。
しかし、デメリットもあります。それは、
- 熱処理の際に酸化しきれなかった亜鉛が混ざり、汗などの水分によって金属イオンが流出して金属アレルギーの原因となる可能性
- 皮脂吸着効果により、毛穴詰まりや思わぬ炎症トラブルを引き起こす可能性
これらのことから、酸化亜鉛フリー(不使用)の日焼け止めを使用するメリット・デメリットは以下になります。
メリット | デメリット |
---|---|
金属アレルギーがある人でも使える 毛穴が気になる人でも使いやすい 敏感肌でも使いやすい | 皮脂崩れ防止機能が薄れる サラサラ感が薄れる 紫外線カット効果(特にUVAカット機能)が低下する |
酸化亜鉛フリー&紫外線吸収剤フリーのメリット・デメリット
酸化亜鉛フリー&紫外線吸収剤フリー(不要)の日焼け止めは、どの紫外線防止剤を使用しているのか。
それは、酸化チタンです。
他にも酸化セリウムなどの紫外線散乱剤がありますが、日本で主に使われているものは酸化チタンになりますね。
上述から、酸化亜鉛&紫外線吸収剤フリー(不使用)である(つまり酸化チタンを使用した)日焼け止めを使用するメリット・デメリットをまとめています。
メリット | デメリット |
---|---|
金属アレルギーがある人でも使える 毛穴が気になる人でも使いやすい 敏感肌でも使いやすい 紫外線による日焼け止め効果の劣化が少ない | 白浮きしやすくなる コストが高くなりやすい 皮脂崩れ防止機能が薄れる サラサラ感が薄れる |
- 酸化チタンの配合量が多いと→紫外線カット効果が高まるが、白浮きしやすくなり、コストも上がる傾向
- 酸化チタンがの配合量が少ないと→紫外線カット効果は低下するが、白浮きはしにくくなり、コストも下がる傾向
というシーソーの関係にあるため、なかなか高SPF &高PAの製品に出会うことは難しいのです・・。

そんな中、私が運命的な出会いをした3商品を次にご紹介していきます!
酸化亜鉛フリー&紫外線吸収剤フリーの高SPF日焼け止め3選
お待たせしました!
酸化亜鉛フリー&紫外線吸収剤フリーの高SPF &高PA日焼け止めはこちら!
ミノン アミノモイスト ブライトアップベースUV | アクセーヌ スーパーサンシールド ブライトフィット | ナチュラグラッセ UVプロテクションベースN | |
---|---|---|---|
![]() ミノン公式 | ![]() アクセーヌ公式 | ![]() ナチュラグラッセ公式 | |
SPF PA | SPF47 PA+++ | SPF50+ PA++++ | SPF50+ PA+++ |
内容量 | 25g | 40g | 30ml |
価格(税込) | 1853円 (Amazon参考価格) | 3300円 (公式HP) | 3520円 (公式HP) |
フリー成分 (不使用成分) | 紫外線吸収剤 酸化亜鉛 合成着色料 アルコール パラベン 香料 | 紫外線吸収剤 酸化亜鉛 アルコール パラベン 香料 グリセリン | 紫外線吸収剤 酸化亜鉛 アルコール パラベン 合成香料 シリコン ナノ粒子 石油系界面活性剤 鉱物油 タール系色素 |
石けん落ち | × | ⚪︎ | ⚪︎ |
実施済みテスト | アレルギーテスト済 パッチテスト済 スティンギングテスト済※1 敏感肌・乾燥肌の方による連用テスト済 | ノンコメドジェニックテスト済※2 | 公開なし |
ミノン アミノモイストブライトアップベースUV
オススメ度★★★★☆
基本情報 | |
---|---|
商品名 | ミノン アミノモイストブライトアップベースUV |
SPF PA | SPF47 PA+++ |
内容量 | 25g |
価格(税込) | 1853円(Amazon参考価格) |
フリー成分 (不使用成分) | 紫外線吸収剤 酸化亜鉛 合成着色料 アルコール パラベン 香料 |
石けん落ち | × |
実施済みテスト | アレルギーテスト済 パッチテスト済 スティンギングテスト済※ 敏感肌・乾燥肌の方による連用テスト済 |
- 花粉・排気ガスなど空気中の微粒子もブロック
- カバー力も適度にあり、肌を自然な明るさへ
- 多数の「アミノ酸」配合で乾燥を防ぐ
- コスパ最強
ミノンアミノモイストブライトアップベースUVの口コミ

コスパ重視&石けん落ちじゃなくても良いよ!
という人はこれ一択!!
アクセーヌ スーパーサンシールド ブライトフィット
オススメ度★★★★☆
基本情報 | |
---|---|
商品名 | アクセーヌ スーパーサンシールド ブライトフィット |
SPF PA | SPF50+ PA++++ |
内容量 | 40g |
価格(税込) | 3300円 (公式HP) |
フリー成分 (不使用成分) | 紫外線吸収剤 酸化亜鉛 アルコール パラベン 香料 グリセリン |
石けん落ち | ⚪︎ |
実施済みテスト | ノンコメドジェニックテスト済※ |
- ウォータープルーフタイプ
- 色素が直接肌に触れない「パーフェクトヴェール」採用
- 「ブリリアントパウダー」配合で透明感のある肌へ
アクセーヌスーパーサンシールドブライトフィットの口コミ

白浮きとまではいかないくらいのトーンアップ感!
グリセリンフリーでニキビができにくい処方は嬉しい!
最高SPF &最高PAでウォータープルーフが良いならこれ一択!!
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースN
オススメ度★★★★★
基本情報 | |
---|---|
商品名 | ナチュラグラッセ UVプロテクションベースN |
SPF PA | SPF50+ PA+++ |
内容量 | 30ml |
価格(税込) | 3520円 (公式HP) |
フリー成分 (不使用成分) | 紫外線吸収剤 酸化亜鉛 アルコール パラベン 合成香料 シリコン ナノ粒子 石油系界面活性剤 鉱物油 タール系色素 |
石けん落ち | ⚪︎ |
実施済みテスト | 公開なし |
- 紫外線・ブルーライト・近赤外線の3つの光をブロック
- 美容液成分約87%配合
- 肌が自然にトーンアップし、くすみや色むらをカバー
ナチュラグラッセUVプロテクションベースNの口コミ
こちらは2023年限定パッケージのものが出ていて、使用レビューも書いています!
詳しくは「体験レビュー!ナチュラグラッセ UVプロテクションベース2023!口コミも集めてみた」をチェックしてくださいね!
また、ツヤ感が出るものよりも、さらっとしているものが良いという場合・・・
夏限定のスーッとするバージョンもありますよ!

美容成分たっぷりでスキンケア感覚で使えるところがポイント!
また、家でもパソコンを触る身としてはブルーライトカットは欠かせない!
ブルーライトカットを重視する場合はこれ一択!!
結局どれがおすすめ?

どれも良いのはわかったんだけど、3つの中だとどれを買えば良いの?

そんなあなたに、それぞれの商品がおすすめな人をまとめてみたよ!
- とにかくコスパ重視!
- 石けん落ちのものじゃなくてもOK
- ちょっとカバー力のあるものが良い!

- ウォータープルーフが良い!
- 最高SPF &最高PAが良い!
- カバー力はなくてもOK
- ニキビができにくい処方のものが良い!
- 石けん落ちのものが良い!

- ブルーライトカット機能付きが良い!
- 多少のカバー力が欲しい!
- 美容成分たっぷりのものが良い!
- 石けん落ちのものが良い!


なるほど!
私は仕事でパソコンを触るから、ブルーライトカット機能があるナチュラグラッセにしよう!

いいね!
私は用途によって使い分けたいから全部購入したよ!笑
まとめ
いかがでしたか?
今回は、酸化亜鉛フリー&紫外線吸収剤フリーの高SPF高PAの日焼け止めをご紹介しました。
ミノン アミノモイスト ブライトアップベースUV | アクセーヌ スーパーサンシールド ブライトフィット | ナチュラグラッセ UVプロテクションベースN | |
---|---|---|---|
![]() ミノン公式 | ![]() アクセーヌ公式 | ![]() ナチュラグラッセ公式 | |
こんな人におすすめ | とにかくコスパ重視! 石けん落ちのものじゃなくてもOK ちょっとカバー力のあるものが良い! | ウォータープルーフが良い! 最高SPF &最高PAが良い! カバー力はなくてもOK ニキビができにくい処方のものが良い! 石けん落ちのものが良い! | ブルーライトカット機能付きが良い! 多少のカバー力が欲しい! 美容成分たっぷりのものが良い! 石けん落ちのものが良い! |
酸化亜鉛フリー&紫外線吸収剤フリーの日焼け止めを使うメリット・デメリットは、以下の通り!
メリット | デメリット |
---|---|
金属アレルギーがある人でも使える 毛穴が気になる人でも使いやすい 敏感肌でも使いやすい 紫外線による日焼け止め効果の劣化が少ない | 白浮きしやすくなる コストが高くなりやすい 皮脂崩れ防止機能が薄れる サラサラ感が薄れる |

普段から、敏感肌の人でも使いやすい日焼け止めを使用することで
お肌負担を減らしてあげることにも繋がりますね!
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
敏感肌さんや毛穴が気になる人の参考になっていれば嬉しいです。
コメント